2015年5月5日火曜日

これなしではコーヒーライフは始まらない! ビアレッティ・モカ・エクスプレス

 エスプレッソの本場といえば、イタリア。イタリア人にとって、コーヒーといえばエスプレッソの事を指します。アメリカ在住のイタリア人の友人は、食後に一緒にカフェに行くと、いつもエスプレッソを注文しています。沢山食べた後にエスプレッソを飲むとすっきりしますね。

 イタリアに旅行に行った時、雑貨屋さん等でよく見かけたのが、このストーブトップのエスプレッソマシーン(直火式のエスプレッソポット)。英語でストーブとはコンロ(ガス・電気コンロ等)の事を指します。日本ではまだまだ珍しい直火式のエスプレッソポットですが、イタリアでは1家に1台はあるといわれているほど普及しているようです。

 直火式のエスプレッソポットで有名なのが、ビアレッティ・モカ・エクスプレス (Bialetti Moka Express)私はアメリカのスーパーマーケットで買いましたが、本当に買って良かったと思います。

Bialetti Moka Express

 私のこの動画で、ビアレッティ・モカ・エクスプレスが登場します。

 直火式のエスプレスポットのアイコンといえば、ビアレッティ。ビアレッティ社の創設者はAlfonso Bialetti氏。もともと彼はフランスのアルミニウム産業で働いていましたが、1919年までに自身のアルミニウム製造会社(ビアレッティ社)を創設します。1933年にAlfonso Bialettiはこのビアレッティ・モカ・エクスプレスを発明。最初の6年間は地元でしか販売しておらず、6年間で70,000個程の製造でしたが、その後は多くの方に愛用され続け、現在までに3憶個以上を製造しています。

 私はもともとデロンギ社のスチーム式のエスプレッソマシーンを使用していました。ビアレッティ・モカ・エクスプレスに出会って、デロンギ社のものを全く使用する事がなくなり、ついにGoodwill(リサイクルショップ)に寄付しました。これは私の意見ですが、安い機械のエスプレッソマシーンを買うぐらいなら、ビアレッティの直火式のエスプレッソポットの方が断然良いです。日本では、機械のものは安いものでも結構な値段がしますので、ぜひ直火式のエスプレスポットをお勧めします。それでは、ビアレッティ・モカ・エクスプレスの良いところを私の視点で説明したいと思います。


美味しい
 安価な機械のエスプレッソマシーンで淹れたエスプレッソより、断然美味しい。とても濃厚なエスプレッソ(モカ)が抽出されます。以前、日本にこのビアレッティ・モカ・エクスプレスを持って行き、家族にカプチーノとカフェラテを振る舞いましたが、とても美味しいと大絶賛されました。特に日本の特濃牛乳と割ると最高にクリーミーで濃厚なカフェラテが出来ます。アメリカでは普通のスーパーには特濃牛乳がないんです。


コーヒーレシピのレパートリーが増える
 エスプレッソで、色んなコーヒーのレシピに挑戦できます。カプチーノ、カフェラテ、フラペチーノ、エスプレッソ・コン・パンナ、アフォガード等、レパートリーが増えます。その辺のカフェに比べて、自宅でのコーヒーメニューの方が充実していると言えるようになるかもしれません。(記事の最後にビアレッティを使ったコーヒーレシピの動画を載せておきます)


スタイリッシュなデザイン
 直火式のエスプレッソは日本では珍しいので、キッチンに置いておくだけで、おしゃれな感じがしますね。日本でも様々なおしゃれ雑誌で掲載されています。(Hanako FOR MEN, Pen, おモテめし等)


場所をとらない、持ち運びも可
 小さなポットなので、機械のエスプレッソマシーンのように場所をとりません。アルミ製で壊れないので、旅行やキャンプにも気軽に持って行けます。私は、日本滞在中もコーヒーを楽しみたかったので、スーツケースに入れて日本に持って行きました。


手入れしやすい
 洗剤も使わず、流水の中で柔らかいスポンジで軽くこするだけ。食洗機は使えません。


お手頃価格
 数年前に日本に住む家族がどうしても欲しいと言っていたので、アメリカで買ってプレゼントしましたが、今では日本とアメリカの価格差は殆どありません。(アマゾンジャパンとAmazon.comで比較)3~6千円程度で購入できます。


スペアパーツが豊富
 スペアパーツが豊富でフィルターやパッキン等がアマゾンでも簡単に手に入ります。劣化したら部分的に交換し、エスプレスポットを長く愛用できます。



欠点は・・・
 食洗機で洗えない事。私は出来るだけ食洗機で洗いたい派なので、その点は残念です。でも、手洗いでも1分とかからず簡単に洗えるので、大きな問題ではないですね。私にとって欠点はそれぐらいですが、ビアレッティ・モカ・エクスプレスはIH対応しないのでIHをお使いの家庭は注意が必要です(Bialetti Elegance KittyはIH対応)。あとは、底面がとても小さいので、ガスコンロに合わない場合があります。日本の実家のガスコンロでは6カップのモカ・エクスプレスがギリギリといった感じでした。それより小さいサイズを購入される場合は、底面の大きさを確認した方がいいと思います。もし、底面が小さすぎてコンロのサイズに合わない場合は、ガスバーナープレートを敷く事をお勧めします。



選ぶ際のポイントは・・・
 ビアレッティは1カップから18カップまで色んなサイズがあります。Bialetti の英語のオフィシャルサイトによると、1カップは60mlになります(下記の図参照)。私は6カップと9カップを持っていて、ポット内のラインまで毎回計量して水を入れていますが、実際は下記の容量よりも少なめです。6カップは300ml➡実際250ml、9カップは550ml➡実際400mlの水が必要。沸騰して、抽出される量はさらに少なくなるかと思います。

⇓実際に使用する水の量は下記のオフィシャルサイトの情報より少なめ。

Max Boiler Capacity


Size(fl oz)(ml)
1-cup2.060
3-cups6.5200
6-cups10300
9-cups18.5550
12-cups25775
(Please note the max. boiler capacity is slightly greater than the final output. Some water will be left in the boiler after brewing.)

 私のお勧めのサイズは、1人分の場合2~4カップ。2人分の場合は6~9カップ。一般的な大きさの日本のマグカップでカプチーノを作る場合は2カップで、アメリカのスタバのベンティサイズ710mlのコールドカップにカフェラテを作る場合は4カップが適当だと思います。
 少し大きめのサイズを購入して、余ったエスプレッソは凍らせて、ミルクを注いで氷コーヒーとしても美味しいですよ。氷を砕けるミキサーがある場合は、氷ったエスプレッソでフラペチーノも作れます。


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 ビアレッティ・モカ・エクスプレスを使ったレシピの動画です。ぜひ、挑戦してみてください。 

 
レシピ:キャラメル フラペチーノの作り方の記事はこちら



レシピ:アイスキャラメルマキアートの作り方の記事はこちら


 ビアレッティを使って、ぜひ自宅でフラペチーノやマキアートを楽しんでくださいね。


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