2021年2月15日月曜日

新型コロナの予防接種の2回目の副反応はきつかった(副反応/副作用への対処方法)

 今月、アメリカで新型コロナウイルスの予防接種の2回目を受けました。1回目の接種は1か月前に済ましています。

今日は、1回目と2回目の接種での副反応の強さの違いについて、そして副反応への対処方法について書いていきたいと思います。




新型コロナウイルスの予防接種を受けました。



ワクチン1回目の副反応は軽かった
 個人差はありますが、私の場合、1回目の接種後の副反応症状は比較的軽かったです。インフルエンザワクチンの副反応よりずいぶん楽でした。

注射部位の副反応(ワクチン1回目)

 接種後5時間後 注射部位の筋肉痛(2~3日でおさまる)

 接種後1週間後 突然注射部位に痒みが出て、赤く腫れる(2日ほどでおさまる)


全身の副反応(ワクチン1回目)

 接種後5分後 軽い倦怠感(2時間ほどでおさまる)






ワクチン2回目の副反応はきつかった
 多くの場合、2回目の方が副反応が強く出るようです。私の場合も、2回目の接種後はきつかったです。

注射部位の副反応(ワクチン2回目)

 接種後5時間後 注射部位の筋肉痛(2~3日でおさまる)

 接種後3日目 注射部位の軽い痒み(2~3日でおさまる)


全身の副反応(ワクチン2回目)

 接種後8時間後 倦怠感と軽い関節痛(市販の解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンを服用)

 接種後14時間後 強い倦怠感、関節痛、寒気、38.5℃の発熱(寒気が完全に治まったところで市販のアセトアミノフェンを服用)

 接種後2日目 やや強い倦怠感、わずかな全身の痛み(市販のアセトアミノフェンを服用)

 接種後3日目 軽い倦怠感






ワクチン接種後の説明書を貰っていたので副反応と対応について事前に十分理解できていたので良かった
1回目のワクチン接種の時に、アフターケア インストラクション用紙(新型コロナウイルスのワクチン接種後について)を渡されました。副反応として、インフルエンザのような症状が2~3日続くことや、痛みや不快感については市販薬のイブプロフェン(Advilなど)やアセトアミノフェン(TYLENOLなど)を服用するように書かれていたので、安心して対応できました。
新型コロナウイルスのワクチン接種後について
内容は、

インフルエンザと同様に、いくつか副反応がでるかもしれませんが2~3日でおさまります。

よくある副反応
注射部:痛み、腫れ、赤み
全身:熱、寒気、倦怠感、頭痛、関節痛

・もし、痛みなどがあれば、市販の痛み止めを服用してください。
・妊娠中であれば、薬を飲む前にかかりつけの医師に確認してください。
・もし、注射部位が痛い場合は、清潔な濡れたタオルで冷やして、腕をよく動かしてください。
・もし、発熱したら、たくさん水分摂取をしてください。


Urgent Care(急診)を受けた方が良い場合
予防接種後24時間たっても、注射部位の赤みや腫れがどんどん酷くなる場合。
予防接種後72時間たっても、副反応症状がどんどん悪くなる場合。
アレルギー症状(発疹・呼吸困難)や、息苦しさが非常に強い場合は救急車を呼ぶこと。



・副反応はインフルエンザのような症状です。2~3日で収まります。
・ほとんどの新型コロナウイルスのワクチンは2回接種する必要があります。1回目の接種で副反応が出ても、2回目の接種も忘れずに受けてください。もし、ワクチンの製薬会社やかかりつけの医師がストップしないかぎり、ワクチンを接種してください。
・2回目の接種を受けてから1~2週間経つと、予防効果が期待できます。
・マスクの着用、ソーシャルディスタンシング、人込みを避ける、手洗い励行は続けてください。




2回目のワクチン接種後の副反応で高熱が出る可能性は非常に高い
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の正式な統計は完了していませんが、私の周りでは2回目のワクチンで、75%以上の人に高熱(38.5~40℃)が出ました。モデルナ製のワクチンもファイザー製のワクチンも同様に、1回目より2回目の接種の副反応が強い傾向にあります。



私からのアドバイス

・2回目の接種では、接種後12~16時間頃に高い確率で高熱が出るので、2回目接種後1日~2日は仕事を休めるようにスケジュールを調整した方が良い。40℃の高熱が出たら、翌日熱が下がっても仕事はできません。

・2回目の接種後の副反応に備えて、事前に2~3日分の十分な食料と飲みものを準備する事。多めに食事を作り置きしておいたり、お水を準備。

高熱が出ても、普通の副反応なのであわてない事。ゆっくり寝て過ごす。悪寒がする時は、布団を多めにかけて体を温める事。寒気が治まって、熱くなって、不快感が強いようであれば市販の解熱鎮痛剤で対応する。

・副反応の症状が72時間以上たっても軽減しない場合は、病院を受診する。




2回目のワクチン接種を無事終えて良かった
2回目のワクチンは、副反応がきついとは聞いていましたが、まさか自分がワクチンで高熱がでるとは思っていませんでした。とはいえ、新型コロナに感染するよりは、ワクチンの副反応の方が楽なのは明らかです。これで、新型コロナウイルスへの免疫を獲得できたと思えば、ワクチン接種も楽でした。これから、インフルエンザ同様に毎年コロナのワクチン接種を推奨されるでしょう。いつか副反応が軽いワクチンが開発されると良いですね。


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